定時総会 就任あいさつ
皆さま、こんにちは。 私は、先ほど開催された定時総会におきまして、平成23年度、全国私立大学就職指導研究会の会長に選任して頂きました、創価大学事務局の長谷川と申します。はなはだ未熟ではありますが、与えられました任務に全力で取り組んでまいりますので、皆さま何卒宜しくお願い申し上げます。
まず、本研究会主催の「第26回企業と大学との就職セミナー」に、ご多用のところ、かくも多くの企業の皆様と、大学関係者の皆様のご出席を頂き、開催することができましたことに心より御礼を申し上げます。
また誠にご多忙の中、ご出席を賜り私たちのために講演をして頂きます、大和ハウス工業株式会社、代表取締役会長の樋口会長には、衷心より感謝と御礼を申し上げます。誠に誠に有難うございます。
さて、話は変わりますが、3.11東日本大震災発生を受け、大学も企業もその対応に追われております。本学におきましても卒業式・入学式を開催せず、授業開始も約1か月遅れ、連休明けの5月9日となりました。新入生は入学式に代わる全体ガイダンスを5月5日に行いましたが、そのガイダンスで、宮城県、東松島市から入学した男子学生がスピーチを行いました。彼は、3月11日は仙台におりましたが、6日をかけて東松島に戻りました。凄まじい惨状を目にし、大学入学までの約1か月、ボランティア活動に懸命に取組みました。その活動の中で、逞しく成長した彼は、スピーチの終わりに新入生に呼びかけます。
「大震災のせいで入学式もなくなってしまいました。しかし、この大震災には何かしらの意味があります。この意義ある年に入学した私たち新入生の使命は大きい。これからの日本復興を担う大きな使命があると思います。新入生の皆さん断じて勝ちましょう!」
との呼びかけは大きな感動を広げました。
実はこの使命を担うのは新入生だけではなく、この大震災の時に大学生である2年生や3年生も、そして4年生も同様であり、日本復興の使命を担う大事な人たちと私は認識しております。またある意味ではこの時に生まれ合わせた私たちもその使命を担っていると言えると思います。
先日、上京した仙台の友人と話す機会があり、そのとき、彼が話してくれた事が心に残っています。
それは、日本初の近代国語辞書「玄海」を著した国語学者の大碩学・大槻文彦先生の話です。先生は宮城県師範学校校長や現仙台第一高等学校校長を務められました。先生はこの「玄海」完成までに17年の歳月をかけておられます。その間に、幼い愛娘を亡くされ、妻も失っています。しかし、執筆の筆を止めませんでした。その支えは何であったかというと、それは祖父である医学者・大槻玄沢の教えでありました。それは「遂げずばやまじ」、成し遂げるまでは止めない、という覚悟であったとのことでした。
現在の難局を乗り越えるには“成し遂げるまでは止めない”との強い覚悟で、忍耐強く、努力を続けるしかありません。前進するしかありません。本日、ご参加の皆様が、それぞれのミッションをお持ちであると存じます。どうか、“成し遂げるまでは止めない”との強い覚悟で前進して頂き、各自のミッションを断固達成されますことを念願して挨拶といたします。本日は誠に有難うございました。
以上
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